お正月は家族でボドゲ
幼い頃から我が家のお正月や旅行の夜は、トランプしたりUNOしたり人生ゲームしたり坊主めくりしたりと、わいわい勝負事が常です。
近年は皆んな大人になったので、少し頭を使うボドゲを兄が仕入れてくるようになりました。
今年はコレ!
- 出版社/メーカー: スパ帝国
- 発売日: 2015/11/21
- メディア: おもちゃ&ホビー
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あまりボドゲに明るくないのですが、いわゆるデッキ構築系?というやつでしょうか。
以前先輩に教えてもらったハートオブクラウンというボドゲ(先輩曰く絵が少女趣味?だがゲーム自体はよく考えられている)にやり方は似ている気がしました。
自分の労働者を使って資本を稼ぎ、それを元に自社の固定資産(後のターンで労働者の職場となる)を建て、自社の農業で消費財(同じ柄は1つとないバナナカード)を生産し、工業でその他の財に変え、事業拡大でお金が無くて賃金を払えなければ自社工場を公共事業に出し、なんやかんやして9ラウンドで経営者人生を終える、そんなゲームです。最終的に固定資産の勝ち点によって企業の末路を知らされることになります。
一次産業から興してバランスよく事業拡大しないと破綻するとか、職場が無いのに無闇に労働者を増やすと持て余すとか、結構合理的です。
場の風潮(カードの出方)によって、一次産業まみれの発展途上感が出たり、一次〜三次産業まで充実した社会になったりするのも見ものでした。
前者の時、全員の企業が不正が発覚して云々な末路を辿ったのですが、この社会ではきっとそんなことが厳格にチェックされる体制できてないよねまだ!と笑えたりもしました。
ナショナルエコノミー、やってみると案外深いので良いです。やればやるほどおもしろい。
途中で疲れちゃったりもしたけれど、また1つ楽しい時間をつくる道具を知ったお正月でした。