megMar’s diary

見たり、聞いたり、考えたり、やってみたり

「本当に心底腹が立って、相手の顔も見たくないような状態になる」ってことが、

最近は無くなったなぁ~と、残業という名の無賃労働をしながら考えていました。

 

職場以外での人間関係は自分で選択できるし、

職場ってどんなに腸煮えくり返っても笑顔で始末できてしまいますよね。

次に仕事に必要な会話をする機会には、怒りの感情も収まってます。

 

そもそも「怒り」自体が随分軽い存在になったなぁと思います。

 

 

怒りの感情を持つ機会はあまり多くなかったですが、

学生時代の怒りは、表出しないように押し殺しても蓄積して、

そしてキャパを超えると爆発するような存在でした。

爆発するといっても、大声を出したり感情的になったりする訳ではなく、

それまで怒りを表出せずに維持してきた関係を、

(相手からすると)唐突に有無を言わせず切り捨ててしまうようなやり方です。

 

最近は、「だんだん腹が立ってきたぞーーーくそーーーっ」とか、

「本当に腹が立ってきたぞ!」とかすぐに口で言うようになった代わりに、

その実ほとんど腹がたってないことが多いです。

本当に腹が立っている時というのはまあ相変わらず表出しないですが、

それでも相手の存在を嫌悪してしまう程の感情には育ちません。

 

どちらが良いとも悪いとも言えないのですが、

怒り(不快感)を適切に表出できずに、人間関係を壊してしまうよりも、

ある程度好き勝手言って、関係が落ち着く所に留まる方が建設的かなあと思います。

 

ただ、この変化が本当に感情を上手に表出できるようになって生じているのか、

単に歳をとってこだわりが減って怒るポイントが激減したためなのか、

他者と深く関わる関係性が減ったためか、識別はできません。

そのどれもが合わさっているような気もします。

怒るのって疲れるからさぼってるだけなのかもしれません。

 

まあでも結果的に生きやすくはなってる気がするので、良しとしますっ