家計簿
家計簿をつけるのが好きだ。
収入と支出の一切を把握していて、所持金が一目でわかるという状態に安心する。
これは何に由来した安心感なのだろうかと考えてみると、
そもそも自分が自分の管理下にあるという状態を好んでいるためかなと思い至った。
感情的になることが苦手。
感情的になると、言動が自分の管理から逸脱するように思う。
他者とすり合わせしながら出した結論を、振り返る時には懐疑的にみてしまう。
自分以外の意思が絡んだ時に、私は純粋に私の意見を言えていたか?
つい同調して適応的な考え方をしていなかったか?
と不安になってしまう。
仕事をするにも、全貌の見えない仕事をして想定外の事が起こるのが苦痛。
全貌の見えている人物が適切にリーダーシップをとっているか、
自分にある程度の全貌が見えているという状態なら安心して仕事にとりくめる。
その状態なら、突発的な問題が起こっても、全体を見て適切な対応ができる。
自分が何に安心して、何に不安や苦痛を感じるのか。
転職にあたってそういうことを考える機会が増えてきた。
友人は留学したり結婚したり出産したりしている。
節目の時期だなあと思う。